こんにちは。ちえです。
夏が始まったばかりというのに、
毎日暑い日が続いていますね!
こうも毎日暑い日が続くと、熱中症が心配になります。
小さい子供や、外で部活動しているお子様の熱中症も心配ですが、
もっと深刻なのは、一人暮らしの高齢者の熱中症問題です。
実は、熱中症で病院に運ばれる方の8割が、高齢者なんですよ。
高温の室内で、クーラーをかけず、
熱中症になって運ばれたと言うニュースは
毎年多いですよね。
そんなに暑いのに、なぜクーラーをつけないんだろう?
と不思議に思われるかもしれませんが、
それには高齢者特有の原因があるのです。
今日はそのことについて書きたいと思います。
熱中症になる原因は、自覚症状の乏しさと体温調節機能の老化
高齢になると、体はこんな風になるのです。
①体の水分量が、もともと少ない
健康な成人の水分は、体重の60%ほどですが、
高齢者はなんと50%です。
普段から、体の水分量少ないので、熱中症になりやすいという傾向があります。
②暑さや喉の渇きを感じにくい
高齢になると、暑さを感じにくくなったり、
喉の渇きを感じにくくなります。
そのため、意識して水分摂取を促さないと、
自分からはなかなか水分をとってくれないのです。
高齢者施設などでは、
「水分をとってくれなくて一苦労」って場面を、よく見かけます。
喉が渇いてないんだから飲みたがらない、というわけです。
③汗をかきにくく、体温調節ができない
高齢になると、なんと、汗をかきづらくなるのです。
同じ室内にいても、私はダラダラと汗かいていて、
高齢者はしれっと長袖を着ているってことが
よくあるんですよね。
つまり、かなり高温の室内にいても、
高齢者自身は、暑さや熱中症の危険に気が付いていないことが多いんです。
しかも症状がかなり進んでも、本人は苦痛を感じていないので、
気づいたときには重症化してしまっていることが多いのです。
思い込みと頑固さ
それに加えて、極端にクーラーを嫌う高齢者もいますよね。
「夏は窓を開けて風をいれればは大丈夫」
などと言ってクーラーをつけないというのも、よく聞く話です。
そういえば、うちの父もクーラーをつけずに、
熱風をブンブンと扇風機でかき回しているだけということもありました。
「俺は暑くない」とか言っちゃって、
クーラーつけないんですよね。
「昔から鍛えてあるんだ。暑さには強いんだ。」なんていってる、
自慢げな親御さん、いませんか? 笑
高齢になると感覚が鈍っていて、
暑いと本当に感じていないのですから、
どんなに説得しても聞く耳持たずという方は多いと思います。
また、クーラーの性能が悪かった時代の
「電気代が高かった」と言う記憶から、
節約して使いたがらないケースもあるかもしれませんね。
とは言え、
一人暮らしの親にどうやってクーラーをつけてもらえばいいんでしょう?
毎日電話をするわけにもいかないし、
離れた実家までクーラーをつけにいくこともできないし、
悩ましい問題ですよね。
対策は、暑さに気づいてもらうこと
熱中症になりやすい根本的な原因が、
「暑さに気がつかない」ことなら、
水をこまめに飲めと説得する前に、
なんとか危険に「気がついてもらう」のが大事です。
何かいい方法ないのかなあと探していたら、
こんな可愛らしい温度計を見つけました!
日本気象協会監修 おしゃべり熱中症計 6918
https://product.rakuten.co.jp/product/-/96a791ce2a6c7257e8525234b2ea079a/?scid=s_kwa_pla_die
なんと10分おきに話しかけてくれるみたいですよ♩
危険な温度になると、「警戒です!」とか言ってくれるみたいです^ ^
そのほかにも、「今なにしてる?」なんて話かけたり!
カワイイ(o^^o)
高齢者は自分では熱中症の危険に気がつきにくいのですから、
こんな風に知らせてくれるものがあると便利ですね。
余談ですが、
私が東京に出てきて一人暮らしになった母が、
「寂しい寂しい」と言うので、
当時、流行っていた、「フラワーロック」というおもちゃをプレゼントしました。
話しかけたり物音がすると、音に反応してカタカタと踊るお花のおもちゃです。
うわー思い出しても懐かしい!!!
昭和のみなさん!ご存知ですよね?( ´ ▽ ` )
それを送った時に、母が「かわいい!」と言って非常に喜んだのです。
この温度計を見つけて、そんなことを思い出しました。
ほんとうは、
こまめに連絡をとって体調確認をしてあげる事が理想ですが、
子供世帯も毎日忙しいので、そうはいきませんよね。
この熱中症危険度を知らせる温度計の活躍に期待したいところですが、
それよりも、
この温度計が、
「心配してるんだよ。熱中症気をつけてね」
という、家族愛のメッセージにもなるんじゃないかな?思います♡
親に電話するきっかけにもなりますしね。
夏休みに帰省できる方帰省できない方、
いろいろいらっしゃると思いますが、
こんなプレゼントもいいかもしれませんね。
いかがでしたか?
高齢者が熱中症になりやすい理由はちゃんとあるのです。
「クーラーをつけて!」「水のんで!」
の前に、暑さに気がついてもらうことも大事ですね!
離れて暮らす親の介護。
暑い夏を、
あの手この手で乗り切りたいですね!
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