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難聴の高齢者介護に便利!デカ文字が書けて、見やすくて、軽い!磁気式メモボードのご紹介

こんにちは。Chieです。

みなさんは、お耳の遠い高齢者と接していて、コミュニケーションに困った経験はありませんか?

聞こえてない?と思うと、さらに大きな声で話しかける。

それでも、だめなら、さらに大声で話しかける。

なのに、ぜんぶは、伝わらない( ; ; )

 

結局、お互いに、「あいまい」に

わかり合えたような、

わかり合えてないような・・・

そんな微妙なあきらめ感・・・。

それって、、、すごく残念ですよねƪ(˘⌣˘)ʃ

 

今回は、そんな、難聴の高齢者介護のお悩みを解決する

磁気式のメモボードをご紹介させて頂きます。

デカ文字が書けるので、高齢者でもスラスラ読めて、超便利です!

磁気式メモボードを購入することになったワケ

 

なぜ、私が磁気式メモボードを購入することになったかというと、それは。。。。

私自身が、難聴者(ろうあ者)のお世話をすることになったから!( ´ ▽ ` )

私は、手話ができないので

身振り手振りと「筆談」が必須となりました。

その「筆談」のツールとして、磁気式メモボードを購入したワケです。

 

最初は、

ホワイトボード(ハンディサイズ)で筆談していたのですが、

・マーカーの消耗が早い

・マーカーが行方不明になって困った

・油性マジックで書いたら消えなくなった

・手が汚れる

などの難点があり、

 

さらに、

・マーカーが細字だと、老眼の高齢者には読みにくい

・疲れさせてしまう

などの心配もでてきて、

「これは、なんとかせねばならぬ!」

となりました。

 

そこで、

難聴者、ろうあ者のページを検索していて磁気式メモボードにたどり着いたワケです。

 

磁気式のメモボードってなに?

 

ところで、皆さんは、磁気式メモボードをご存知でしたか?

実物の画像をみたほうが早いですね!

コレです↓

 

磁気式のメモボード

薄いフィルムの隙間に、黒い鉄の粉が入っています。

フィルムの表面を磁石でできたペン先でなぞると、鉄の粉が吸い寄せられて字が浮き上がります。

構造はいたってカンタンですね!

 

子供のお絵かきボードとしてよく使われていて、なんと、100円ショップでも買えます。

 

100円ショップでも買えるのですが、ネットの口コミを見る限り、「100円なり」という印象。

実際に私も、100円ショップで手にとってみたのですが、まぁ、子供のオモチャでした。

コミュニケーション手段としてストレスなく使うには、きちんとした商品を選んだ方が良さそうですね。

 

磁気式メモボードの種類と比較

 

そこで、

いろんな商品を比較検討して、最終的に選んだのがこちらです。

(1)パイロット PILOT  ジッキースーパーライト  270グラム 2000円

ジッキースーパーライト

 

コチラを選んだ理由は、

・シンプルな構造で軽いこと

・書ける面積が広いこと

・太字が書けること

・安いこと

です。

 

そして、最後まで迷ったのがコチラの2商品です。

(2)パイロット ジッキーメモレ 2200円 400グラム

(3)簡易筆談器『かきポンくん』 2916円 404グラム

 

この二つの商品は、サイドのボタンを押すと、一瞬で文字が消える構造です。

「一瞬で文字が消える!」魅惑的ですよね。

でも、その分、書く面積が小さくなり、重たくなってしまうのが欠点で、今回はあえなく不採用となりました。

 

磁気式メモボード(ジッキースーパーライト)を実際に使ってみた感想

よかった点

 

1)とにかく軽い

持って見ると、とにかく、軽いです!!

「ペラッッペラの薄い板」という感じ。

その分、なんとなく頼りなく思えますが、軽いに越したことはないです。

持ち歩くこともあるわけですしね。

 

2)文字が、くっきり見える

思ったより、くっきり見やすいです。

ペン先は、太字と細字があるのですが、この太字がサイコーなんですよ! 喜!

太字があるおかげで、余裕で「デカ字」が書けます

太字と細字

 

画像のように、

5センチ角くらいの「デカ字」で書いてあげると、

高齢者でも、老眼鏡ナシで、スラスラ読めます。

おかげで、

コミュニケーションのスピードが、ぐんとアップしました!

3)書ける面積が広い

書ける面積が広いので、思い切って、デカ字が書けます!

ホワイトボードを使っていた時とは大違い。

あの時は、ご本人もとても書きにくそうでした・・・。

↓こんな感じでした

ホワイトボードで書く

 

4)繰り返し使える

壊れない限り、ずっと使えるので、エコです。

「ペンがかすれてきた」と心配したり

予備をストックしなくて済むのも楽チンです。

イマイチな点

1)消すのが面倒

裏側からなぞって消す方式なので、消すのが少し面倒です。

高齢の認知症の方だと、理解できないかも。

とはいえ、健常者には、カンタンな作業ですし、なれると、ボードを裏返さなくても、手を裏に回して消せます。

そもそも、高齢者だけで使うことはないので問題ナシですね。

 

2)付属のヒモがない

ボードとペンに、紐通し穴はあるのですが、ヒモは付属していません。

ペンは、裏面の凹みに収納するのですが、マグネットが弱いので、持ち歩くとポロリと落ちる心配が・・・。

私は、毛糸を使ってボードとペンを繋いでますが、最初から付属のヒモがあると嬉しいですね。

 

まとめ

 

今回は、磁気式メモボードをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?

介護が必要な高齢者の中には、お耳が遠い方も多くいらっしゃいます。

日々の介護現場では、介護者が大声で話しかけるにも、限界があるものです。

介護する側もされる側の高齢者も、「伝わらない」「わからない」が頻繁にあるようでは、介護に支障をきたしますよね。

そんな時、

さっと書けて、繰り返し使えて、デカ文字で高齢者もハッキリ読める、磁気式メモボードはオススメです。

¥2000円程度なので、手に入れやすいですね。

私が実際に使ってみて、とても便利でしたので、ご紹介させて頂きました。

みなさまのご参考になれば幸いです。

Chie

 

遠距離介護でも大丈夫!

なんとかなりますよo(*゚▽゚*)o

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ちえさん
遠距離介護のケアミーツ代表