こんにちは。Chieです。
みなさんは、お耳の遠い高齢者と接していて、コミュニケーションに困った経験はありませんか?
聞こえてない?と思うと、さらに大きな声で話しかける。
↓
それでも、だめなら、さらに大声で話しかける。
↓
なのに、ぜんぶは、伝わらない( ; ; )
結局、お互いに、「あいまい」に
わかり合えたような、
わかり合えてないような・・・
そんな微妙なあきらめ感・・・。
それって、、、すごく残念ですよねƪ(˘⌣˘)ʃ
今回は、そんな、難聴の高齢者介護のお悩みを解決する
磁気式のメモボードをご紹介させて頂きます。
デカ文字が書けるので、高齢者でもスラスラ読めて、超便利です!
磁気式メモボードを購入することになったワケ
なぜ、私が磁気式メモボードを購入することになったかというと、それは。。。。
私自身が、難聴者(ろうあ者)のお世話をすることになったから!( ´ ▽ ` )
私は、手話ができないので
身振り手振りと「筆談」が必須となりました。
その「筆談」のツールとして、磁気式メモボードを購入したワケです。
最初は、
ホワイトボード(ハンディサイズ)で筆談していたのですが、
・マーカーの消耗が早い
・マーカーが行方不明になって困った
・油性マジックで書いたら消えなくなった
・手が汚れる
などの難点があり、
さらに、
・マーカーが細字だと、老眼の高齢者には読みにくい
・疲れさせてしまう
などの心配もでてきて、
「これは、なんとかせねばならぬ!」
となりました。
そこで、
難聴者、ろうあ者のページを検索していて磁気式メモボードにたどり着いたワケです。
磁気式のメモボードってなに?
ところで、皆さんは、磁気式メモボードをご存知でしたか?
実物の画像をみたほうが早いですね!
コレです↓
![磁気式のメモボード](https://i0.wp.com/enkyorikaigo.com/wp-content/uploads/2018/10/23e2782743790af7cfdabd8614f8c711.png?resize=500%2C500)
薄いフィルムの隙間に、黒い鉄の粉が入っています。
フィルムの表面を磁石でできたペン先でなぞると、鉄の粉が吸い寄せられて字が浮き上がります。
構造はいたってカンタンですね!
子供のお絵かきボードとしてよく使われていて、なんと、100円ショップでも買えます。
100円ショップでも買えるのですが、ネットの口コミを見る限り、「100円なり」という印象。
実際に私も、100円ショップで手にとってみたのですが、まぁ、子供のオモチャでした。
コミュニケーション手段としてストレスなく使うには、きちんとした商品を選んだ方が良さそうですね。
磁気式メモボードの種類と比較
そこで、
いろんな商品を比較検討して、最終的に選んだのがこちらです。
(1)パイロット PILOT ジッキースーパーライト 270グラム 2000円
![ジッキースーパーライト](https://i0.wp.com/enkyorikaigo.com/wp-content/uploads/2018/10/91351149f90e41e778d0d3df838194b8.png?resize=426%2C205)
コチラを選んだ理由は、
・シンプルな構造で軽いこと
・書ける面積が広いこと
・太字が書けること
・安いこと
です。
そして、最後まで迷ったのがコチラの2商品です。
この二つの商品は、サイドのボタンを押すと、一瞬で文字が消える構造です。
「一瞬で文字が消える!」魅惑的ですよね。
でも、その分、書く面積が小さくなり、重たくなってしまうのが欠点で、今回はあえなく不採用となりました。
磁気式メモボード(ジッキースーパーライト)を実際に使ってみた感想
よかった点
1)とにかく軽い
持って見ると、とにかく、軽いです!!
「ペラッッペラの薄い板」という感じ。
その分、なんとなく頼りなく思えますが、軽いに越したことはないです。
持ち歩くこともあるわけですしね。
2)文字が、くっきり見える
思ったより、くっきり見やすいです。
ペン先は、太字と細字があるのですが、この太字がサイコーなんですよ! 喜!
太字があるおかげで、余裕で「デカ字」が書けます。
![太字と細字](https://i0.wp.com/enkyorikaigo.com/wp-content/uploads/2018/10/26f5ce1dd8025b927c4452a0d9ea9d68.png?resize=500%2C500)
画像のように、
5センチ角くらいの「デカ字」で書いてあげると、
高齢者でも、老眼鏡ナシで、スラスラ読めます。
おかげで、
コミュニケーションのスピードが、ぐんとアップしました!
3)書ける面積が広い
書ける面積が広いので、思い切って、デカ字が書けます!
ホワイトボードを使っていた時とは大違い。
あの時は、ご本人もとても書きにくそうでした・・・。
↓こんな感じでした
![ホワイトボードで書く](https://i0.wp.com/enkyorikaigo.com/wp-content/uploads/2018/10/e0962b9d3ecbab422119154aaeb6ee02.png?resize=500%2C300)
4)繰り返し使える
壊れない限り、ずっと使えるので、エコです。
「ペンがかすれてきた」と心配したり
予備をストックしなくて済むのも楽チンです。
イマイチな点
1)消すのが面倒
裏側からなぞって消す方式なので、消すのが少し面倒です。
高齢の認知症の方だと、理解できないかも。
とはいえ、健常者には、カンタンな作業ですし、なれると、ボードを裏返さなくても、手を裏に回して消せます。
そもそも、高齢者だけで使うことはないので問題ナシですね。
2)付属のヒモがない
ボードとペンに、紐通し穴はあるのですが、ヒモは付属していません。
ペンは、裏面の凹みに収納するのですが、マグネットが弱いので、持ち歩くとポロリと落ちる心配が・・・。
私は、毛糸を使ってボードとペンを繋いでますが、最初から付属のヒモがあると嬉しいですね。
まとめ
今回は、磁気式メモボードをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
介護が必要な高齢者の中には、お耳が遠い方も多くいらっしゃいます。
日々の介護現場では、介護者が大声で話しかけるにも、限界があるものです。
介護する側もされる側の高齢者も、「伝わらない」「わからない」が頻繁にあるようでは、介護に支障をきたしますよね。
そんな時、
さっと書けて、繰り返し使えて、デカ文字で高齢者もハッキリ読める、磁気式メモボードはオススメです。
¥2000円程度なので、手に入れやすいですね。
私が実際に使ってみて、とても便利でしたので、ご紹介させて頂きました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
Chie
遠距離介護でも大丈夫!
なんとかなりますよo(*゚▽゚*)o
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