介護情報

介護帰省に楽しみをプラス!遠距離介護のメリットとは?

みなさん、こんにちは! ちえです。

遠距離介護って、
「旅費がかさむし、スケジュールも体力もキツイ」
ですよね?

でも、ちょっと視点を変えると、介護帰省が少しだけ楽しくなります。

そりゃあ、介護帰省しなくてもよいならそれに越したことはないけれど、
現実は変えられません。
ならば、ちょっとくらい楽しみたいですよね!!

今回は、
私が実践していた
どん底に大変なときでも、これだけは続けてきた介護帰省の楽しみ方
を、二つご紹介したいと思います。

楽しみ方① 郷里の友人に逢っておしゃべりをする

私にとっての楽しみ方の一つ目は、
帰省のついでに九州の友人達(幼馴染)に会っておしゃべりをすることでした。
それが、17年間続いた介護帰省の、なによりの楽しみ!!

なんせ、東京ー五島列島(長崎)の長距離移動ですからね・・・。
介護帰省という理由がなければ、そうそう帰れません。

どうせ帰省するなら、
『普段は会えない九州の友人達とおしゃべりしよう!』
というわけです。

この、『友人と逢う』は、帰省のスケジュールに必ず入れてました。
それも、あの手この手で毎回!(笑)

あらかじめ帰省スケジュールを友人に連絡しておき、
可能なタイミングで会いに来てもらう作戦です。
グループメールで共有すると、複数の友人の近況が一度にわかって便利です。

「○月○日から帰省します。スケジュールは○○○な感じ。
タイミングあえば会いたいな!集まれそうな日があるかな?」など。
今だと、LINEやフェイスブックを使ってもいいですね。

親の急病で緊急帰省した時でも、
「今、帰省しているんだけどぉ・・・・」と連絡をします。

友人達に逢う場所は、帰省の経由地。

乗船前の夜の博多港で、
またある時は、
夏の日差しがまぶしい長崎港のフェリーターミナルで。
佐世保駅近くのイタリアンで。
五島の船乗り場で・・・・。

帰省のスキマ時間を見つけて、友人達と束の間の再会を楽しむのです。

どうしても時間がとれなかった時には、
友人が福岡空港のロビーまで逢いに来てくれて、
テイクアウトしたコーヒー片手に、待合の椅子でおしゃべりしたこともありました。

搭乗までのほんの30~40分ですが、
時間が限られてる分、とんでもなくハイテンション♪
愚痴を吐いたり、泣いたり笑ったり、慌ただしくもハッピーな時間を過ごしたのは、
とても懐かしい思い出です。

島の高校を卒業すると、みんな島外へ出てバラバラになります。
Uターンして五島で暮らす人、長崎や佐世保や博多で暮らす人。
普段はなかなか逢えません。

そんな、バラバラに暮らす友人達と、帰省の乗り継ぎ経由地で逢い、
「さっき、○○ちゃんに逢ってきたよ!」
と近況報告をしながらおしゃべりできるなんて、遠距離介護ならではのメリットですね。
(ポジティブ思考w)

いま思うと、みんなよく付き合ってくれたものだと思います(感謝)

みなさんも、
”自分が帰省するタイミングを、プチ同窓会にしちゃおう!”
くらいの図々しさで、楽しんでしまうのはどうでしょうか(o^^o)

また、地元の介護情報は地元に暮らす人に聞くのが一番です。
そういった意味でも、地元の友人に逢うのはオススメです。

楽しみ方② ご当地グルメを食べる

そして、二つ目の楽しみは、ご当地グルメを食べること!
博多ラーメン、チャンポン、もつ鍋・・・etc
いわゆる、ご当地B級グルメたち。
『九州でしか味わえないグルメを食べよう!』
というわけです。

東京へ戻る日、福岡空港に向かう前に、ちょっとだけ寄り道して、
博多ラーメンを食べに行った事もありました。
帰省のついでに食べられるなんてラッキー!!
(またしても、ポジティブ思考 w)

博多らーめんもチャンンポンも東京で食べる事はできるけど、
やっぱり現地で食べた方が美味しいですよね。
「次の帰省の時には、テレビで見た○○ラーメンを食べに行こう!」
などと、メモしておいたりして。

長い遠距離介護生活を支えていたのは、
実は、こんな小さな小さな楽しみの積み重ねかもしれません。

介護とは無関係な楽しみ方を選ぶ

そんな私がオススメする楽しみ方のコツは、
”介護とは無関係な楽しみ方を選ぶ”ことです。

「親に会うこと自体が、楽しみではないの?」
などと真面目に考えすぎない事。
それはそれ、これはこれ。

私は思うんです。
自分軸をしっかりもって、自分時間を生きながらの介護
をするべきだと。
そうじゃないと長続きしません。

だから、介護帰省のスキマ時間を楽しみに変えるコツは、
”介護とは無関係に、自分時間を純粋に楽しむこど”
でいいんです。
私の場合は、そんなふうに割り切ってました(o^^o)

「せっかくだから楽しんじゃえ!」くらいの感じでいきましょう!

遠距離介護が終わった今、思うこと

父が他界して2年が過ぎ、
いまはもう、島に帰省することもなくなりました。

介護帰省は、大変なこともいっぱいあった筈なのに、
ふと思い出すのは、
空港ロビーの片隅で、
コーヒー片手に友達に愚痴を吐きながら笑いあった時間だったりします。

博多に行かなくなってから、ふくやの辛子明太子食べてないな・・・。
郷里の友人と逢う事がめっきり少なくなったな・・・。

そして、
「遠距離介護のメリットも沢山あったなぁ・・・」
「楽しみも沢山あったなぁ・・・」
と改めて感じています。

遠距離介護を思い返した時、楽しい思い出も多いのは救いです。
だって、辛い事ばかりだと、思い出すのも嫌になってしまいそうだから。

今回は私自身が実践していた楽しみ方を2つご紹介しました。
いかがでしたか?

楽しみの見つけ方は人それぞれだと思いますが、
何気ない楽しみを「これって、ラッキー!!」とポジティブに考える事で、
ちょっとだけ意識がかわりますよ*\(^o^)/*

遠距離介護真っ只中のみなさん!
帰省のスキマに、「自分自身のための楽しみ」を作れていますか?

そんなちいさな楽しみを意識しながら、遠距離介護を乗り切りたいですね!

大丈夫!なんとかなりますよ*\(^o^)/*

Chie

遠距離介護のケアミーツ

http://care-meets.com

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ちえさん
遠距離介護のケアミーツ代表