【介護家族必見！】確定申告で税金が戻ってくる！要支援でも使える「障害者控除」とは？

こんにちは。ちえさんです。

親介護をする家族にとって、継続的にかかる「介護費用」は悩みの種ですね。

• 「できるなら、確定申告で少しでも取り戻したい！」
• 「でも、めんどくさそうだし、どうやればいいのかわからない・・・」

そんなご家族も多いのではないでしょうか？

一般的に、介護の確定申告というと「おむつ代」や「医療費控除」が頭に浮かびますが、じつは「障害者控除」は最も効率のよい（＝税金がたくさんもどる）方法なんです。

そこで今回は、

カンタン手続きで税金が戻ってくる「障害者控除」についてお伝えします。

「障害者控除」で戻ってくる金額は？どの程度の介護状態で使えるのか？

「障害者控除」のいいところは、
控除額（下の表を参照）に所得税の税率（％）をかけたものが戻ってくるところです。

控除額は一定なので、「介護にいくら使ったか？」などは一切関係なし。

実にシンプルですね♪

つまり、医療費控除みたいにレシートをかき集めて提出する必要もなく、
一定の控除額（27万円・40万円・75万円の3種類のいずれか）が適用されます。

実際の控除額は下記の通りです。

区分	控除額	介護度（注）
障害者	27万円	認知症（軽度または中度） 要支援〜要介護2程度
特別障害者	40万円	認知症（重度） 要介護3程度
同居特別障害者	75万円	要介護者と同居している場合

（注）要介護認定と障害者控除認定は、判定基準が異なるそうです。実際に申請してみてください。

 

では、ざっくりですが、例を上げてみますね。

障害者控除で、なんと、所得税が4万円も戻ってきます！

さらに、住民税も戻ってくるので、
メチャざっくりですが、「 4万円×2 」がもどってくるイメージ

「医療費控除」のようにレシートを集める必要もないので、カンタンです。

しかも、

• 過去5年間をさかのぼって申請できる

のですよ！

さぁ、今からでも、遅くありません(*^▽^*)

「障害者控除」は障害者手帳がなくても使えるのか？

大丈夫です！使えます(*^▽^*)

「障害者控除」ときくと、障害者手帳がないとダメだと思いがちですが、じつはそうではありません。

介護認定を受けている人は、”障害者に準ずる”という扱いになるので、障害者控除の対象になるのです。

とくに、認知症介護の場合、確度は高くなります。
全ての要支援が認定されるとは限りませんが、ぜひ申請してみてください！

「医療費控除」と一緒に使えるのか？

「障害者控除」と「医療費控除」は別枠で控除されるので、ダブルで使えます。

ですので、「医療費控除」も一緒にやりましょう！
支払った医療費や介護費用のレシートは必ずとっておいて、税金を賢く取り戻しましょう。

手続きはどうするの？

手続きは、カンタン。たったの2ステップです。

です。

今年、チャンスを逃してしまっても大丈夫です。
5年間さかのぼれますので、諦めずに手続きを(*^▽^*)

まとめ

以上、いかがでしたか？

今回は

• 確定申告で税金が戻ってくる！要支援でも使える「障害者控除」とは？

についてお伝えしました。

こんなに嬉しい制度なのに、どういうわけか、介護家族のほとんどが知りません( ；∀；)

これって、非常にもったいなーい！！

どの制度もそうなのですが、

• 知らなければ使えない
• 申請しなければ使えない

は、お役所アルアルですね。

介護は、継続的にお金がかかるもの。

だからこそ、せっかくの制度を活用して、賢く税金を取り戻しましょう。

戻ってきたお金で、さらにより良い介護に生かしていきたいですね。

ご参考になれば、幸いです♪

byちえさん

遠距離介護でも大丈夫！
なんとかなりますよo(*ﾟ▽ﾟ*)o

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https://care-meets.com
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＜参考元＞

▼国税省ホームページhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1160.htm
▼横浜市のホームページ
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/kaigohoken-igai-service/koukyou-zei/shougaisha-koujo.html