こんにちは!ちえです*\(^o^)/*
5/21に、シンポジウムに参加しました。
『仕事と介護の両立支援の一層の充実に向けて』(主催:KABS 後援:経団連)
そこで配布されたのが、
ズバリ
『仕事と介護の両立支援の一層の充実に向けて~企業におけるトモケアのススメ~』
という冊子です。
今日はこの冊子をご紹介したいと思います。
企業にとって、
雇用する従業員が介護に直面した場合の機会損失は甚大です。
介護をしながらでも、十分に活躍できる働き方を創出しなくてはなりません。
『トモケア』は、
仕事と介護の両立に向けた効果的な支援策について書かれた冊子です。
大企業における介護支援のアンケート調査と20社の企業事例をもとに、
仕事と介護の効果的な支援策がまとめられています。
経団連のホームページから、誰でも自由に閲覧することができます。
(末尾にPDFのリンクを貼ってあります)
この冊子をみると、介護支援についての大企業の取り組みがよくわかります。
会社独自で冊子を配ったり、社内でセミナーを開催したり、
管理者向けの講習会を開いたりと、涙ぐましい努力をされていますね。
社内で社員の介護相談にあたるのは、
人事部社員である場合が殆どであり、しかも、大半が兼務です。
大企業であっても、専門部署を置いているところはありません。
なので、
複雑怪奇な介護保険をどう社員に説明すれば良いのか、
対応に悩んでいるのが現状のようです。
より専門的な相談については外部委託(介護関連のNPO)している企業もあります。
いずれにしても、
企業が社員に提供できる「支援」には限りがあります。
そして、いざ、介護に直面した時、
「相談だけ」「アドバイスだけ」よりも、
◉自分の代わりに動いてくれる、
◉親元に様子を見に行ってくれる
◉オーダーメイドで相談からケアまで対応できる
そんな、頼れる仕組みがあれば、社員にとっても有効な選択肢の一つになるはず!
それが当たり前に選べる社会になるといいなぁと思いながら、
聴講していました。
もちろん、遠距離介護の支援についても、触れられていましたよ。
一方、このように、
介護離職を防止するために様々な支援策を考えてくれる大企業ですが、
決して甘やかしてくれるわけではないようです(苦笑)
「うわー・・・企業ってキビシイなぁ・・・・・」
と、私が感じたのは、
ある企業が繰り返し発言されていた、この言葉です。
「ただ両立するだけじゃダメなんですよ!
介護をしながらでも、しっかり成果をだして、
しっかり活躍してもらわないといけないんですよ!」
まぁ、そりゃあ、そうなんでしょうけどね、、、。
介護してる人の中には、
「職場にいくだけで精一杯、毎日をこなすだけで精一杯!」
って人も多いのではないかと思います。
もっといえば、
自分は風邪もひけない、
倒れるわけにはいかない、
生活費も稼がなくてはいけない・・・、
ですよね。
介護を抱えて働くって、生きていくって、本当に大変・・・。
さて、
介護離職防止対策促進機構(KABS)の
和氣美枝代表理事の基調講演は、圧巻でした。
病気になったら? → 病院へ行く!
介護になったら? →地域包括支援センターへ行く!
これって、私たち専門職にはアタリマエのことですが、
介護の相談窓口が「地域包括支援センター」であることを知らない社員が
まだまだ沢山いるのだそうです。
なるほど、一般的な視点をもつことは大事ですね。
後援の最後には、和氣代表と一緒に
『介護が気になったら・・・? 「地域包括支援センター」へ!!』
を繰り返し唱和*\(^o^)/*
こんな機会、なかなかありません (笑)
このシンポジウムに参加した人は、
「地域包括支援センター」という言葉を。絶対忘れませんねー(o^^o)
「何度もしつこくやりますよー!いいですかー!」という
和氣代表のオトコ前な掛け声に、すっかり魅了された瞬間でしたー♩
以上、
今日は、『トモケア』のご紹介でした。
いかがでしたか?
「介護のあり方を『共に』考え、仕事との両立に『共に』取り組む」トモケア。
みなさまの参考になれば幸いです。
『トモケア』はコチラ
経団連のWEBサイトから閲覧できます(PDF版)
↓ ↓ ↓
▼概要(見開き1ページ)
http://www.keidanren.or.jp/policy/2018/034_gaiyo.pdf
▼本文(全119ページ)
http://www.keidanren.or.jp/policy/2018/034_honbun.pdf
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