先週は、
水芭蕉の咲く尾瀬に行って参りました。
一泊二日の2人旅。
なんと、
高齢者施設に入居している、
78歳女性を
お連れしての2人旅です！
『里山を歩くのが好き！
でも、一緒に行ける人もいないし・・・
1人では不安だし・・・』
そんな彼女の願いを叶える為の、
付き添い旅行ですo(^▽^)o
出発前には入念な下準備！
高齢の方に同行する為には、
何よりも安全が第一です。
事前の打ち合わせの為に、
彼女の入居する高齢者施設への事前訪問が２回。
持っていくもの、服装、必要な備品のチェック。
現地の気温を確認して、
暑さ寒さ対策も行い、
コースは、
体力的に無理のない距離で設定しました。
『さぁ！準備万端！』
と、
出発まであと3日に迫った日、
週間天気予報を確認したら、
まさかの雨予報ではないですかーーーっ！！
まだ残雪が残る、尾瀬の朝夕は冷え込みます。
ましてや、雨に濡れたりすると体調を崩す危険も・・>_<
しかも、
ネット情報によると、
尾瀬の名物である木道は、
雨が降ると、滑って危険だとのこと>_<
それは大変！！
雨を避ける為に、急遽、日程変更も行いました。
（山小屋に空室があったのはラッキー！）
日程変更した甲斐あり、
お陰様で、
旅行中はお天気に恵まれ、
念願の、美しい水芭蕉を見ることができました！o(^▽^)o
尾瀬の山小屋で迎えた快晴の朝。
ヒンヤリとして、
清潔で、
凛とした、
尾瀬の空気。
小川の煌めきを反射して輝く水芭蕉の群生！
↓奥の山は、燧ヶ岳です！まるでポストカード！
iPhoneで撮影した画像とは思えませんねーo(^▽^)o
本当に素晴らしい景色に出会えました。
それに負けないくらい、
お連れした女性の笑顔がステキでした。
『うわー！幸せ〜っ！』 と
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･’(*ﾟ▽ﾟ*)’･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
カメラに向かってピース！
↓奥に見えるには残雪の残る至仏山です(^_−)−☆
水芭蕉のトップシーズンの尾瀬には、
平日にもかかわらず、
大勢のハイカーが来られていました。
お元気な中高年の方たちが沢山！
中には、
杖をついて（ハイキング用の杖ではなく歩行補助杖）
不安定に歩く高齢者の姿もチラホラ。
「この方達は、あの登坂を登って、無事帰りつけるのかな？」
と、
他人事ながらに心配してしまいました(^◇^;)
それでも、
皆さん、とても生き生きと輝いてました。
これには、
驚きを超えて、感動。。。。
やはり、
高齢になっても、
自分の行きたいところへ行き、
やりたい事が出来るというのは、
ご本人にとって幸せな事なんだなぁと、
改めて感じました。
山小屋は、高齢者の皆さんで一杯。
夕食を囲みながら、
山や自然や暮らしについて生き生きと語り合う姿は、
まるで・・・
合宿！！！！
そう、
彼らの青春がそのまんま時を超えてここに再現されている
みたいな感じでしたo(^▽^)o
快晴に恵まれたまま、
無事に、旅行は終了。
東京駅で、彼女を見送り、
そして帰宅。
帰宅後は、
旅行中に撮影した写真と動画を編集して
彼女が暮らす高齢者施設に送付し、
ミッション完了o(^▽^)o
あの、
快晴の尾瀬の、
キラキラして透明な空気感が、
いつまでも手元に残るといいなぁ・・
と願いを込めて・・・・・(^_−)−☆
同行させていただいた方は、
今回の旅行で、かなり自信がついたようです。
「いつか、満点の星空を見てみたい！」
「金時山（箱根）に登ってみたい！」
と、次の希望を仰っていました。
やりたい事がある事、
そして目標がある事、
それは、
生きる気持ちを豊かにしますねo(^▽^)o
そして、
私は、
かつて自分の両親と旅行した事を
思い出しておりました。
認知症だった母のオムツを大量に詰め込んだリュックを背負い、
手をひいて、
電車を乗り継いで向かった
伊豆や箱根や草津。。。。
どれも、
かけがえのない大切な思い出になりました。
高齢者本人にとっては、
『1人では無理だけれど、
誰かの手を借りれば、旅行だって楽しめる。
そして、
高齢であっても、要介護であっても、
その時の自分に出来る楽しみを見つけられる』
ご家族にとっては、
『自分で同行する時間はないけれど、
他の誰かに代行してもらう事で、
親孝行ができる。』
そんなお手伝いができればいいなぁと、
改めて感じた今回の旅行でしたo(^▽^)o
追）
今回の旅行前に、2人お揃いのTシャツも購入！
『私たち2人は、チーム尾瀬ですよー！』と、
旅行前から、ウキウキ感満載o(^▽^)o
まるで母娘のような2人の画像はコチラ↓
大自然に癒された2日間でしたー(^_−)−☆
