実家の空き家管理(その2)遠距離介護の実家を、生前贈与で名義変更した話

みなさん、こんにちは! ちえです。

今回は、

実家の空き家管理(その2)ということで、
実家の家土地を、生前贈与で名義変更した話について書きたいと思います。

ちなみに(その1)はコチラです ↓

『実家の空き家管理をどうする?遠距離介護で考えておくべき3つの事』

・実家の処分についての父の気持ち
・地元の不動産事情

などについて書いています。
よかったら、この記事と合わせて読んでみてくださいね。

生前贈与で名義変更した理由。遠距離介護特有の悩みとは?

その1で書いたとおり、
実家の評価額は、笑ってしまうほど安かったです。

実家を管理する手間や、金銭面でのメリットデメリットを考えた結果、
私が選んだのは、
「生前贈与で、名義を私のものに変えておく」
という選択でした。

ちなみに、生前贈与とは、

”亡くなった人の財産を法律に定められる順位に基づき継承する「相続」とは異なり、生前贈与は、贈与者(財産を贈与する人)が生存しているうちに、贈与者が亡くなった後に相続されるだろう財産を受贈者(財産を受ける人)へ無償で譲るものを意味します。”

ということです。

なぜ、わざわざ費用をかけて名義変更したのか?

これ、不思議に思われる方もいらっしゃいますよね?

その理由は、
父の認知症がすすむと管理が大変になること、
そして、私が遠距離介護者だからです。

近居なら度々のぞきにいけるのですが、遠方だとそうもいきません。
父の認知症がすすむ前に、先手をうつことにしました。

実際に、実家の名義が私に変わったことで、
修理、管理、賃貸、の全てが私の一存で出来るようになり、
心労が劇的に軽減されました。

遠方に離れて暮らしていると、親名義の書類一つ準備するのも一苦労です。

この面倒くささは、
実際に遠距離介護をした人にしかわからないのではないでしょうか?

叔母にこういわれました。

「アンタ、親が生きてるのに、家の名義を自分のものにするなんて欲張りも甚だしい!!!」

えーっ!! …>_<…
こんなこと言われると、傷つきますよね?

でも、私は、スルーすることにしました。
完全スルーです。笑

だって、叔母が手伝ってくれるわけではないし、
結局やるのは私なのですから。

しょせん”モノ”でしかない家に労力をを注ぐよりも、
親の介護に、気持ちも労力も使いたい!

それが本音です。

息子娘だって、時間も体力も有限なんですよ!

父と私の間で意思確認ができている以上、
生前贈与で名義を変えるか、死後相続まで待つかは、
それほど問題ではないと思います。

それが、生前贈与で名義変更した理由です。

叔母の意地悪な言動にくじけている暇はありません(o^^o)

 

司法書士さんに依頼したほうが断然オススメ

手続きは、地元の司法書士事務所に依頼しました。
想像していたよりずっと安かったです。(¥23486)

・書類作成
・登記(登記する事務所は隣の島)

これらを自分でやる手間や、役所までの交通費を考えると、
専門家に依頼したほうが断然ラクです。

こんなに安いのは五島列島価格?、それとも、10年前だから? 笑

少し調べてみましたが、
首都圏では、司法書士さんの報酬は、5万円〜のようです。
思ったより良心的だと思いませんか?

また、事前にはわからなかったことがありましたので、
共有しますね。

実際の手続きの前に、
司法書士さんが、父の病院に来られ、
「娘さんに家の名義を変えますか?」と父にインタビューされました。

・認知症がないか?
・判断能力があるか?
・子供に騙されたり脅されたりしていないか?

などを確認しているのだろうと思います。

父は、
「はい、娘に家をやります」と、普通に答えたわけですが、
第三者の前で父が意思表示した事で、
娘の私は、ほっとしました。

よかった・・・証人が増えたわ・・・(苦笑)

実は、
叔母の言動に、傷ついていたんでしょうね・・・。

「ほらねー! 私を悪者扱いしないで!」と叔母に言いたい気分!
実際には・・・いえませんが・・・・(^^;;

それにしても、なんで親戚が文句言うんだろう???
田舎の親戚あるあるなんですかね??

生前贈与にかかった費用

生前贈与にかかった金額は、トータルで約19万円(消費込み)でした。

内訳はザックリ以下のとおりです。

①相続税 ¥0
相続時精算課税制度の活用で2500万円以下の場合は¥0になる

②税金および証明書料金 ¥82140
登録免許税(固定資産評価額の2%)・印紙税・登録事項証明書など

③司法書士の報酬額 ¥23486

③不動産取得税 約¥82500

みなさん、どう思いますか?
案外安いと思いませんか?

死後相続と生前贈与のコスト比較

コスト比較すると、生前贈与のほ15万円高くついた計算です。

生前贈与19万円 VS 死後相続4万円

もしも、ご自分だったら、「15万円も損した!」と考えますか?
それとも、「15万円で煩わしさから解放された!」と考えますか?

私の場合は、「15万円で煩わしさから解放された!」でした!!

東京ー長崎(五島列島)往復にかかる帰省費用は10万円以上。
すぐに元がとれます。

私と同じように、
「実家が田舎のボロ家」でしたら、
 一度、調べてみる価値はあるかもしれません。

名義変更しといてよかった!

父が他界したのは、
家の名義を私に変更してから10年も経過した後でした。

死後相続を待っていたら、10年間もの間、
父名義の家の管理に四苦八苦していただろうと思います。

その10年の間に、

・雨漏りを含む大規模修繕をする
・賃貸として貸し出す

他にも、家に関して諸々のいろんな出来事がありました。
名義を変更しておいた事で、父の書類を経由しなくてすみ、
事務作業がとてもスムーズでした。

そして、
10年の間に、父の認知症も進みました。
認知症がすすんでしまうと、生前贈与も家族信託もできません。
我が家にとっては、生前贈与は、メリットだらけの選択でした。

なかでも、
最大のメリット・・・・、それは、父が喜んでくれたコトです!!!

父は、自分が建てた家が誇りでした。
認知症になってからも、家自慢がとまりません。

片田舎の、老朽化した、庭もない小さな一戸建て。

そんな家でも、
父にとっては、いつまでも自慢のマイホームだったのだと思います。

名義変更した時、
「ちえこが家を見てくれるから安心。あぁ、よかった!これで心配ない・・・。」
と繰り返し言っていました。

私は、”モノよりヒトが大事”っていってるのに、父はどうやら、”モノが大事”らしい?
それとも、自慢の家を娘に譲ることができてホッとしたのかな?

さいごに

今回は、生前贈与で名義変更した話を書かせていただきました。
いかがでしたか?

家族によって事情は様々です。

親の家の管理にかける手間と、手続きの手間、
心理的負担、管理コスト、親族の意見。
家族の事情にあわせて、ベストな選択をしてくださいね。

大事なのは、
親の判断能力のあるうちに、親の意思をしっかりきいておく事です。
後悔のない選択をできると良いですね!

今後も、続編として、

・実家を賃貸にした話
・実家の維持にかかる費用
・親が施設に入っている間の実家のメンテナンス

などについて、お話していきたいと思います。

 

遠距離介護だって大丈夫!なんとかなりますよo(^▽^)o  by ちえ

 

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