Chie袋トップsp用

「暴れて困るので、抑制して注射しました」といわれました!「拘束しない」は一般病院では難しい?認知症患者の家族の気持ちとは。

術後の不穏
術後の不穏

大腿骨手術から4日目。

認知症の義母は、病棟で問題患者さんになっています。
予想どおりの展開です…>_<…

攻撃性が影をひそめたのは、手術当日だけ。

夜中に、

「アタシが死んだら、化けてでてやる!!」
「朝ごはんも食わせないつもりなんだろう!!」
「この病院はクソ病院!」
「オマエたちー! いいか! 覚えてろよーっ!」

って、
真夜中の病棟で、大声で叫びたおしております。

昨夜も、
ナースコールを頻回に慣らして、ナースを罵倒し続けるので、
拘束ベスト着用の上、鎮静剤の注射を打たれたとのこと・・・!(◎_◎;)

おかげで、病院から、
「リハビリをせずに、車椅子のまま退院してもらえませんか?」
「1万2千円/日の個室に入ってもらえませんか?」

と言われましたー。

病院側の気持ちもわかります。
痛いほど・・・・。

ナースステーションには、
ウンザリしたムードが漂っており、

「殴る蹴るの暴力もひどいんです・・・。
そのような場合は、ベットに固定するベストを着てもらうことになります。」

と言われましたー。

暴れたことによる怪我を防ぐ必要があるし、
スタッフの身も守らなければならないし、
他の入院患者への配慮もしなくてはなりません。

一般科の病院では、対応に限界がありますよね…>_<…

この状態では、
「拘束」も「鎮静剤」の処置も、いたしかたないです。

こんな時、
家族として気がかりなのは、

じつは、
「あとどれくらい、入院させてもらえるか?」

ではないでしょうか?(泣)

「事故が起こる前に、サッサと退院させたい!」
というのが、
病院側の正直な気持ちなんだろうなぁ・・・とは思います。

いくらなんでも、
「リハビリせずに、車椅子のまま退院してほしい」
は酷いとは思いますが、
リハビリをして歩けるようになると、
ますます対応が大変になりますからね・・・。

とはいっても、
「はいわかりました」というわけにはいきません。
「なんとか、リハビリにトライしていただけませんか?」とお願いしました。

そんなこんなで、
病院へ行くたびに、スタッフに、
「すみません・・・」
「ご迷惑をおかけしております・・・」
と、謝ってばかりです。

あれ?
このシュチュエーション、どこかで経験が・・・。
そう、実父の時も、ずっとこんな感じだったー(笑)

実父が大腿骨骨折した時は、
「夜間は、家族が付添いしてください!」
と言われて、何日も病院に泊まり込んでましたー。
不穏すぎて対応に困るからです。

今回は、付添い禁止の病院なので助かりますね・・・。

ちなみに、
落ち着いている時の義母はこう話してます。

義母:「夜中に文句言うと、”うるさい!”って言われるんだよね。」

私:「文句って、なんていったの?」

義母:「オマエラ、死んだら化けてでてやる!!」とか、「アタシが死ねばいいと思ってんだろう!!」って言った。

私:「どうして、そんなこと言ったの?」

義母:「なんか、言っちゃうんだよね。眠れないから。」

私:「眠れないから、言ったの? それで?」

義母:「何度もボタン押して、”布団から足がでてるだろ!”とか言って、看護婦さんを呼び出した」

私:「・・・・・。 ・・・・眠れないから?」

義母:「そう。思い通りにならなくてイライラするから」

私:「イライラするから怒鳴ったの?」

義母:「なんか・・・つい怒鳴っちゃうんだよね。」

私:「それで、どうなったの?」

義母:「ベストみたいのを着せられて、ベットに縛られた。眠れるように注射を打ってもらった」

わりと正確に覚えています。

「わかってやっている」というところが、なんとも微妙・・・。

このような状態の時、家族はどう思うのか? ですが、
「あんなに優しかった母が認知症で変わってしまった。かわいそうに・・・。」
となるのか、
「もともとの性格だよね。予想通り・・・。」
となるのか・・・。

義母の場合は・・・あきらかに後者ですかね・・・(苦笑)

認知症による自制心の欠如(脱抑制)が加わり、
ジコチュウーパワー全開。いまや、無敵です!

”認知症患者の身体抑制”について、
いろいろな意見があると思うのですが、
いわゆる一般科の病院においては、
場合によっては、いたしかたないところもあるのだと思います。

そして、
家族のキモチも、複雑です。
家族が歩いてきた歴史の延長線上に、今がありますからね。

「美しい家族愛」ばかりではない、家族の悩みもありますね。

他人にはわからない、家族にしかわからないいろんな思いもあるということです。

そんな時、ヨメは、「もともと他人だけど、家族である」という不思議な立ち位置です。

実父も、同じように大腿骨骨折して、同じように不穏だったわけですが、
あの時の方がよっぽどしんどかった・・・。

つまり、肉親のほうが、メンタル的にシンドイ気がします。

きっと、「家族としての歴史」を背負ってしまうからでしょうね。

「肉親にしかわからない辛さもある」

そんなことを思いながら、病院を後にしました。

==============
離れて暮らす家族を全力応援!
遠距離介護のケアミーツ@横浜
http://care-meets.com
==============

術後の不穏

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です