回想録

【遠距離介護】帰省の度に謝ってばかり?

昨日は、

NPO法人パオッコさんの
パオッコサロンに参加させて頂きました。

そのなかで、
参加者者の方が、
何気なく言われた、この言葉に共感。

それは、

『なんだか・・・帰省の度に
あっちにもこっちにも
謝ってばっかり』

あぁ、そうだ・・・・。
私も、ずーっとそうだったなぁ・・・・と。

「遠くにいて、すみません」
「なかなか来れなくて、すみません」
「すぐに来れなくて、すみません」
「気がつかなくて、すみません」
「いつもお願いばかりで、すみません」
「まかせっきりで、すみません」

究極は・・・・

「地元に帰って来れなくて(Uターン)できなくて、すみません。」

遠距離介護だと、
どうしても
現場のスタッフや
地元の近隣の方にお願いせざるを得ない事ばかり。

日常の些細な事から、
介護保険サービスや医療保険では
埋められないスキマのお世話まで、

日々、
周りに方に助けて頂く事が積み重なっていきます。

だから、
親を支えてくれるスタッフの方々や
地域の方に
感謝の気持ちで一杯になります。

その一方、

「こんなにやってもらって申し訳ない」
という気持ちも一杯になり、
妙な罪悪感で、
切ない気持ちになるのです。

だけど、
「こんなお願いって、図々しいよね?」
と頭でわかっていても、
お願いするしかない場合がほとんど >_<

空気を読んだり、
遠慮している余裕など、ないのです。

そんな、
どこにも、
清算できない、
なんともやりきれない気持ちが
複雑に積み重なって、

「すみません」
という言葉が、
沢山になってしまうのかもしれません。

すくなくとも、
私はそうだった気がします ^◇^;)

遠距離介護(別居介護)を選ぶのか、
同居介護を選ぶのか、
それは、
その人の人生そのものであるほど、
大事な選択なのに、

遠距離介護を選ぶと、
どうしてこんなに
謝ってばかりなんだろう?

遠距離介護そのものが抱える問題と、

その、

どう清算することもできない
やりきれなさを
丸ごと引き受けなければ
ならない理不尽さについて、

改めて考えたひと時でした。

 

追)今回は文章が暗くなってしましましたが、
遠距離介護のなかでは「ありがとう!」という明るい光の瞬間も沢山あります!
ご心配なく!

Chie o(^▽^)o

ABOUT ME
ちえさん
遠距離介護のケアミーツ代表